Yuri Chalk Art(ユリチョークアート)は山口市(山口県)のチョークアートアーティストです。飲食店などお店向けチョークアートを制作 メニューボード 壁面アート ウィンドウアートなど | 山口市(山口県) 山口県全域・広島県対応

 

Restart ~私と誰か。の世界のお話~

 普段ブログやFBなどSNSに日々の出来事を詳しく書かない私ですが、結婚を機に住み始め10年間お世話になった宇部市から先月、私の実家のある山口市へ家族で引っ越してきました。なぜ引っ越しする流れになったか等はまたの機会に記事にしようと思いますが、引っ越しをする少し前から、有り難いことに立て続けに数件、看板のお仕事を頂きました。新型コロナの影響や引っ越し等でお待たせしており、一つずつ順番に制作させていただいておりますが、リスタート。私にとって変化の時を迎えていて、文章はあまり上手い方ではないのですがこの機会に『描かせていただくこと」を通して感じた想いを綴っていこうと思います。(HPの文字の大きさの変換方法が分からないので小さい文字で読みにくく&行がバラバラで失礼いたします!)

 

今日は「私=描くこと」を気づかせてくれたきっかけとなった不思議な体験のお話を。

先日YogaとAura-Somaをされているyukariaさんのおうちサロンの看板を無事納品させていただきました。

yukariaのゆきさんhttp://yuki-hal.amebaownd.com  😊ゆきさんとはオーラソーマ(Aura-Soma)を通して知り合いました。

ゆきさんのヨガにも数回参加させていただいていました。そんな関係でしたが、3月のある日、ゆきさんから「気に入った看板をみつけたから、

YURIさんに絵を描いて欲しい」と連絡をいただき、運転が苦手な私ですがめずらしく、「おうちサロンにおじゃましてそこで打ち合わせをしよ

う!」と感じ、数日後、ゆきさんのおうちにお邪魔することに。案の定迷いながら何とか到着(笑) ゆきさんのこだわりの詰まったとっても素

敵なおうち。すると、おうちの中に一匹の老猫ちゃん。私が通される椅子にすでにちょこんと座っていました。その子の名前は「ハル」ゆきさん

が19歳の頃から一緒に生活してるゆきさんの守り神のような雰囲気の猫でした。小一時間看板の打ち合わせをし、帰り際にふと振り返るとハル

くんも玄関までお見送りに来てくれてたので、「また来てもいい?」って訪ねるとハルくんは吸い込まれるような透き通った目でじっと私をみな

がらゆっくりと一回瞬きをしました。「今、返事したよね?」ってゆきさんにもそう見えたとふたりで話しながら、玄関を出ました。

それから世の中の状況が急変して新型コロナウイルの影響でゆきさんのおうちサロンもしばらく自粛され、引っ越しの最中だった私に「落ち着

いてからでいいですよ~」と。私の仕事も激減。外に出るイベント等はすべて中止。唯一の障害者施設でのお絵かき教室も自粛でお休み。アトリ

エで行っていた教室もお休みすることとなり、私も気持ち的に絵を描ける状態ではなく、今はきっとゆっくりなんだ。ゆっくり当たり前じゃない

日々の日常の奇跡をしっかりかみしめて、感じて感謝していく時だと思って受け入れながら過ごしていた矢先。 あの「ハル」くんが亡くなった

ことを知りました。あの時初めて会って、一度しか会えずにこの世界から旅立って行ったハルくん。ハルくんとの最後や、やさし

い言葉を綴ったゆきさんのブログを読みながら、不思議と力が入っていた身体がすーっと軽くなる感覚を覚えて、涙が出てきて。するといままで

ずっと描く気持ちになれなかった私の頭の中にゆきさんのおうち看板のイメージがはっきりと浮かびました。「あれ?私、描ける。描きたい!」

と感じて、すぐに紙に描き出し、それをゆきさんに見せました。描きながら頭の中はハルくんのあの時の力強い目が浮かびます。

ゆきさんに「デザインが浮かんだ。ゆきさんが気に入るかどうかは分からないけど、私はやっと描けた。やっと自

分を通して描けるようになった。」と少し興奮気味に伝えたのを覚えています。 自分の中で何かが切り替わった感覚。あ~抜け出した。やっと

戻ったそんな感覚を持ちました。ゆきさんも気に入ってくれて、作品制作開始!それからスラスラと描き続け、羽根かな?と感じてたものはハル

くんの耳に見えてきて、後光かな?と感じたものはハルくんの目に見えてきて。浮かんできたヨガのポーズは「ハルくんが一番大好きだったポー

ズなんです!」とゆきさんから聞き、「ハルくんからのメッセージ」なのかもしれないと感じ素直に受け取りながら心地よく制作していました。

YOGAの文字が最初に浮かんだイメージの中ではハルくんの身体の色だったのに、描いている内にゴールドに変化していきました。あ~ハルくん、

今ゴールドだよ。ゴールドになったんだと確信しました。すると、LINEの名前もyukihal(ゆきハル)だし!←気がつくのが遅い!自分で自分を突

っ込み(笑)一人で感動(笑)そんな不思議な体験と共にできあがった作品は本当にこれ以外ない!と思えるものになり、描きながらどんどんゆ

きさんそのものになっていくし。描きながらいつも本当に良い経験をさせていただいてるな。。と改めて感じました。

『描くこと』はイコール私自身。描いているとき無になれる。描いている時心は穏やかで、描いている時一番楽でいられる。私を通して描き出

されるだけであり、誰かがいて生まれる世界がここにある。私一人だけでは生み出せない世界がある。活動名のYURIに&をつけてYURI&にしたの

はきっと、私と誰か。そのためにYURI Chalk Artの世界がある。そんなことをふと感じさせてくれて、再び「私が描いていく意味」を再認識させ

てくれた今回のゆきさんとハルくん。ゆきさんにとっても自分の基盤「ここで生きていく決意」ができたと言ってくれてるけど、きっと私にとっ

てもすごく必要だったリスタートのきっかけでした。ゆきさんとそしてハルくんに感謝したいのでここに綴らせていただきました。

ありがとうございます!!

そして読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

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